母の日といえば、5月の第2日曜日がその日であり、母親に感謝をあらわす日として知られていますが、この日の由来を知っている人はあまりいないかもしれません。実はこれはアメリカが発祥の記念日です。20世紀初頭のアメリカにいたある女性が、母親の追悼式に1箱のカーネーションを捧げたことが始まりとされています。母の日には、まだ母親が生きている人は赤いカーネーションを胸に飾り、母親がすでに亡くなっている人は白いカーネーションを胸に飾り、母親に敬意を表します。
実は日本では、昭和の初期の頃から母の日がありましたが。アメリカとは違い皇后の誕生日を母の日としていました。しかし、太平洋戦争後にはアメリカと同じようにに5月第2日曜日をその日と定め今日に至っています。こういう経緯があるため、この日にはカーネーションを贈る風習があるわけです。
さて、母の日というと、母親に何かプレゼントを贈るというのが習わしになってきていますが、いざ何かをプレゼントするとなると、何を贈っていいのか迷ってしまうのではないでしょうか。気持ちがこもっていれば何でもいいでしょうが、とりあえず一番の王道はやはりカーネーションでしょう。記念日の発祥にちなむ花なので、これを贈っておけば間違いありません。花屋さんに行って購入するのもいいですが、最近ではインターネットで注文して母親のところに配達までしてくれるサービスがあるので、それを使うと便利かもしれません。