母に感謝をする母の日

日本では母の日は5月の第二日曜日とされており、その日は母親にカーネーションを贈ることが多く、アメリカからの由来とされています。アメリカで社会活動家アン・リーブス・ジャービスの娘であるアンナ・ジャービスが亡き母親を追悼するために、母が日曜学校で教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈り、その話がアメリカ全土へ、そして日本にも伝わってきました。ところがこの話の由来でもあるアンナ・ジャービスは本来、内輪で母に感謝をするための日であった母の日が次第に商用利用されていることから、のちに半生を撲滅運動に身を捧げることになります。そもそも母の日は戦死した兵士を悼み、平和のために活動をする母親たちの日とされていました。

アン・リーブス・ジャービスは社会活動家であったと先述しましたが、1850年代ごろウェストバージニア州でアン・リーブス・ジャービスは「母の日ワーククラブ」と呼ばれる組織を作っていました。この組織は衛生状態を改善し、病気治療と母乳の汚染防止を通して乳児死亡率を下げることを目的でした。その後の1861~65年の南北戦争中においては南北双方の負傷兵の看護をする活動も行っていたといわれています。立役者でもありながら、のちに撲滅運動に身を投じたアンナ・ジャービスの死後も母の日は潰えることなく、世界中で様々な形でお祝いをされています。

また日本やアメリカのように5月に行う国もあれば、3月や12月など時期も様々です。母の日のことならこちら

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